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Posted by 京つう運営事務局 at

2012年06月03日

ヴォーリスさん

     




     気がつけばもう6月でした。
     前回のブログからなんと3月近くたってしまいました。

     今年の1月、4月に参加させて頂きましたヴォーリス建築保存会一粒の会によりま
     す滋賀県近江八幡市の旧八幡郵便局耐震工事が終了し、先日内覧会が
     行われました。
     
     僕たちは工事のほんの一部を体験参加させて頂いただけでしたので完成した様子
     を拝見させて頂きましてその完成度にびっくり!!
     
     一粒の会の会員の皆さんのパワーに脱帽いたしました。
     (工事の様子は一粒の会のblogにてご紹介されていらっしゃいます。)

     
     この旧八幡郵便局は2階がありまして今はフリースペースとしてギャラリーなど
     としてレンタルできるようです。ちょうど今、会員の方がヴォーリスさんの企画
     展を開催されていらっしゃいます。
      
     
     ご興味のある方は是非! 詳しくは一粒の会hpにて。

     
     今のお店は椅子が多め。小ぶりな椅子からダイニングチェアなど色々。

     ちょっと置き過ぎ?
     

     窓も置き過ぎ?

     
     antico f

       


Posted by antico f at 22:29Comments(0)古い建物

2011年07月10日

洋館。1

本当にお久しぶりのブログの更新ですみませんでした。

相変わらず家具の修理で工房にこもっておりますです。気がつけばもう梅雨もあけて
夏になっています。暑いですねー。 今日も京都は夏晴れです。

この数ヶ月の間、家具の修理で長らくお待たせしてしまいましたお客様に
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
また今現在もお待ち頂いておりますお客様、今しばらお待ちくださいませ。
ご迷惑をおかけ致しますがどうぞ宜しくお願い致します。


さて先日、古い家具の修理をご依頼のお客様にご来店頂き、一度拝見させて頂く為に後日お家にお伺いさせて頂く事になりました。
家具はご自宅とは別の古いお家に置いてありますとの事でそちらへ。

教えて頂いたご住所はとある駅前の繁華街の中で、お客様も周りは居酒屋さんなど飲食店が多い所なんですと言ってらしたのでどんな所かなぁーと思ってました。

で、お出迎え頂き付いた所には周りの景色とは全く違うお家が建ってました。ほんとに周りは居酒屋さんとかでした。


お庭が小さな森みたいになっていてその奥にお家が。よく見ると一部洋館に
なっていました。




この時点で興奮のるつぼに。まさかこんな街のど真ん中にこんな建物にあるなんて思いもしませんでした。

レンガの門柱がカワイイです。


それで中へ案内いただきました。入ると洋室が。白の漆喰壁で暖炉が有りました。


すごくいい風合いで、大きすぎないサイズがとても可愛いお家でした。
お聞きしますともう80年くらい前に建てられたそうでした。
ですが残念な事に、実は至る所が傷んでしまい、もう取り壊しが決まっています
との事でした。とてももったいないとも思いましたが、それは仕方ありません。お取り壊しの前にお伺いできた事に本当に感謝です。

お家の中も見せて頂きこれが最後と思いまして色々画像も撮らせて頂きました。
ですが今回はここまで。 続きは次回にもう少しだけ。

追伸 今回このお家をご案内いただきましたH様皆様。本当にありがとうございました。



antico f  


Posted by antico f at 17:41Comments(1)古い建物

2010年11月27日

ヴォーリス建築

めっきり寒くなりました。
工房もそろそろストーブをつけないといけません。

相変わらず作業場にこもり気味なので、先日気晴らしも兼ねて前から
行きたかったヴォーリス建築が残る滋賀県に行ってきました。

ヴォーリス建築は和洋折衷の独特なデザインでとても好きです。

最初は堅田教会へ。たまたまイベントをされていて中に入る事ができました。



(これは別日の写真)
およそ80年前の建物で窓や玄関の上のアーチ状のカタチが印象的でした。
窓は開閉可能で、牧師さんは今でも使っていますとおっしゃってました。
落ち着いた雰囲気でいいですね。

次は近江八幡市へ。ここはヴォーリスさんが高校の先生として赴任された所で
、ヴォーリスさんにより設計された住宅や公共施設が点在して数多く残っております。

ともかく旧八幡郵便局へ。ここも中に入る事ができました。



正面入り口ファサード。

正面左側

ここは一粒の会というヴォーリス建築の保存活動されている人たちの手によって修復された
建物で、未だ修復作業は継続中とのことでした。

二階もあって見学する事ができます。

壊れそうな椅子が‥。

天井が和室のみたいです。

建物は使われないとすぐに痛んでくるようですね。
他の住宅等は実際にお住まいで中は観る事はできませんでしたが、だからこそ今現在でも残っているんだなーと思いました。





それで帰ってからこんな椅子を直してみました。

H64cm×W38cm×D41 SH43cm sold

小ぶりなサイズです。バネクッションが入っています.
よろしければおすわりに来てみてください。  


Posted by antico f at 14:34Comments(4)古い建物