2012年03月17日
本棚のうちがわ。
ブログの更新がまたまた滞ってしまいました。
近頃の天気は寒いのと暖かいのと晴れや雨やでめまぐるしい気候でなんか
うっとおしいですね。
早く春になってくれないですかねー。
今、お直しをしている本棚。おそらく大正時代後期から昭和の初め頃の
ものでしょか。
外観はほぼ黒色に近い焦げ茶?のものです。かなり洋風を意識したカタチです。
で、内側をみますと壁紙の様な物が張られています。
おそらく造られた当初からのものの様で紙の下側は木地のままです。
ヨーロッパの古い家具にも引出しの内側にペーパーを貼付ける仕上げも
ありますので、それと似た感覚でこの家具も仕上げられたのでしょうか。
絵柄は花の様なものと帯が弧を描きながら交差しているモダンな模様。
残念ながら永い年月の経過の中で色はとんでしまいボロボロで取り除くしか
しかたありませんが当時はなかなか綺麗でかっこ良かったのではと想像に
ふけっていました。
今にはない家具の楽しみ方。なんかいいですね。
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